「なりたい姿を思い描き 追求することが大切」
日本財団ボラサポ主催講演会で、パラ代表の岡崎選手が語る
東京2020大会関連ボランティアを対象に、独自の研修を提供している一般財団法人「日本財団ボランティアサポートセンター」は26日、アーチェリー日本代表内定の岡崎愛子選手(35)による「パラアスリート講演会」をオンラインで開催した。
2005年4月、大学2年生だった岡崎選手は、JR福知山線脱線事故で頸髄を損傷し、車いす生活となった。事故から8年後、母の勧めでアーチェリーを始め、19年、東京大会代表を勝ち取った。岡崎選手はこれまでの経験を振り返り、「なりたい姿を思い描き、どうやったらできるかを追求することが大切だ」と語った。
東京2020大会にかける今の想いとして、岡崎選手は「コロナ禍で厳しい状況ではあるが、スポーツができる環境に感謝して、今自分にできることをしていきたい」と話した。