テロへの警戒続くフランス


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欧州からの「IS」参加者増加の一途

 フランスや他の欧州諸国から、シリアやイラクで活動するイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の戦闘に加わる若者が、増加の一途をたどっている。ISが流す宣伝動画に登場するIS戦闘員の中に、既に何人かのフランス人が含まれており、フランス当局は国内の治安確保を含め、対策を強化している。特にテロの標的としてフランスは名指しされており、緊張が高まっている。(パリ・安部雅信)

 8日、南仏ニースを訪れたマニュエル・バルス仏首相は、イラクとシリアで戦闘を繰り広げるISに加わる欧州人が、今年末までには、現在の3倍の1万人に達する可能性が高いと述べ、警鐘を鳴らした。


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