編集局 2014/10/20 欧州 [会員向け]
ウィーンに本部を置く国連工業開発機関(UNIDO)の様相がさらに悪化してきた。在ウィーン国際機関日本政府代表部の北野充特命全権大使は先月、李勇事務局長と会談したが、そこで大使はUNIDOの現状に強く不満を表明し、「UNIDOが本来の使命を履行できないようだと、日本も考えざるを得ない」と述べ、脱退の意思を示唆したという。ウィーンの国連外交筋から聞いた話を紹介する。(ウィーン・小川 敏)
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