ロシアとウクライナ、東部の恒久的停戦で合意


600

欧米追加経済制裁の影響懸念か

 ロシアのプーチン大統領とウクライナのポロシェンコ大統領は3日、電話会談を行い、ウクライナ東部ドンバス地方での恒久的停戦で合意した。欧米の対露経済制裁に対し、欧米からの食料品輸入禁止という報復制裁を打ち出すなど、ロシアは強気な姿勢を貫いてきた。プーチン政権の支持率も極めて高い水準で推移しているものの、国際社会での孤立に加え、欧米金融市場での資金調達禁止措置などがロシア経済に影響を与えつつあった。ロシアの支援により親露派が攻勢に出たことを背景に、プーチン大統領は早期の問題解決に動いた形だ。(モスクワ支局)


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ