ベトナム人有識者ら 「強い日本であれ」とエール
編集局 2015/9/27 アジア・オセアニア [会員向け]
「力の空白」誕生を懸念
西沙諸島をめぐる領有権や石油探索リグ建設問題などで中国の力による脅威を受けているベトナムから、日米などを後ろ盾に国際法にのっとった海洋の新秩序を求める声が上がった。元ベトナム外務省顧問局局長のディン・ホアン・タング氏は先日、都内で開かれた南シナ海シンポジウムで日本の積極的平和外交や新安保法制を評価した上で「日本は強い国家であってほしい。地域の平和と安定に積極的な貢献を果たしてほしい」と述べた。(池永達夫、写真も)
タング氏がもろ手を挙げ賛同のみならず敬意を表明したのは、昨年5月に発せられた安倍首相のシャングリラ宣言だった。
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