[自民党総裁選]
菅首相退陣会見、発信力が不足し「信」失う
菅義偉首相の退陣の記者会見が、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく19都道府県の緊急事態宣言延長の発表に合わせて行われた。「1年間、新型コロナとの闘いに明け暮れた日々だった」という首相らしい異例の形での幕引きであ…
政界、一寸先は闇
「虫の音に挟まれて行く山路かな」(風国)。夜道を歩いていると、虫の鳴き声が聞こえた。かすかな声だったので、秋を感じるまではいかなかったが、もうすぐという実感を得た。 動画投稿サイトのユーチューブを見ていると、都会から…
河野氏が自民総裁選出馬表明 原発再稼働には「現実的」
岸田氏、高市氏に続き3人目 自民党の河野太郎規制改革担当相(58)は10日、衆院議員会館で記者会見し、菅義偉首相の後継を選ぶ党総裁選(17日告示、29日投開票)に立候補すると正式に表明した。河野氏の出馬は、野党時代の2…
菅義偉首相退任へ、沖縄に向き合い大きな功績
菅義偉首相はこのほど、自民党総裁選への不出馬を表明した。官房長官時代から沖縄の政策を取り仕切ってきた菅氏の退陣は県内の政界や経済界から驚きをもって受け止められている。近く実施される衆院選への影響は小さくない。(沖縄支局…
菅氏出馬断念 政策論戦で「新たな顔」を
菅義偉首相が自民党総裁選に出馬しない意向を表明した。前日には二階俊博幹事長に立候補する考えを伝えたばかりの心変わりである。 首相の求心力低下が如実に表れたものだが、国民の目は厳しい。自民党内の不協和音を一刻も早く収束…
国民の前で活発な政策論争をー政治評論家 田村重信氏
菅義偉首相は自民党総裁選で再選しようと思ってやっていたが、最終的には勝ち目がないこともあって辞めることを決断したのだろう。いろいろ実績もあるが、再選するための手順が少し強引なところがあった。それからやはり、昨夜、地元の…
漂う乱世の匂い、自民の負け幅左右する総裁選
政界の風を読むー髙橋利行 永田町に「乱世」の匂いが漂い始めた。「大乱世」の焦げ臭さも混じる。第一幕は自民党総裁選である。宰相・菅義偉が党を牛耳る幹事長・二階俊博と組んで派閥の領袖(りょうしゅう)連を手懐け再選の地均(じ…
自民総裁選、国難の今こそ改憲世論喚起を
自民党のトップを選ぶ総裁選が、9月17日告示、29日投開票となった。岸田文雄前政調会長が出馬を表明し、複数候補で争われることになった。下村博文政調会長、高市早苗前総務相らも意欲を示している。新型コロナウイルス対応をめぐ…