ユーグレナ、ミドリムシの燃料工場を建設


20年までにANAに供給、バイオ燃料の普及はCO2の削減で期待

ユーグレナ、ミドリムシの燃料工場を建設

 ユーグレナは1日、ミドリムシを活用した世界初のバイオジェットとバイオディーゼルの燃料工場を2018年半ばをめどに横浜市内に建設すると発表した。20年までに全日本空輸(ANA)の商用フライト向けにジェット燃料の提供を開始する計画。バイオ燃料の普及は二酸化炭素(CO2)の削減で期待されている。

 工場は投資額が約30億円。年間約125キロリットルのバイオ燃料を製造する。ANAは従来のジェット燃料に10%混合して飛行機を運航する。

 またユーグレナは昨年7月、いすゞ自動車とバイオディーゼル燃料を使ったバスの運行実験を開始。現在バイオ燃料を1%混ぜた軽油を使っているが、20年までにバイオ燃料100%で走行させる予定だ。

 ミドリムシは植物と動物の両方の性質がある生物。ユーグレナはCO2を吸収する光合成により生成された植物繊維の一種をミドリムシの体内で油に変換させ抽出、精製して燃料としている。