キャロライン・ケネディ新駐日米大使が着任
日米同盟強化に意欲
米国の故ジョン・F・ケネディ元大統領の長女、キャロライン・ケネディ新駐日米大使(55)が15日午後、ユナイテッド航空機で成田空港に到着した。ケネディ氏は空港で記者団を前に声明を読み上げ、「父は日本を訪れる初の米国大統領になることを望んでいた。日米両国の緊密な関係の強化に取り組めることは私にとって名誉なことだ」と日米同盟の強化に意欲を示した。
駐日米大使に女性が就任したのは初めて。ケネディ氏は19日午後に天皇陛下への信任状奉呈式に臨み、20日に安倍晋三首相と会談する。
ケネディ氏は記者団に「日本と米国は自由、民主主義、法の支配(といった価値観)を共有している。日米同盟は平和で繁栄する世界にとって非常に重要だ」と強調。「公務に尽くすという父の使命を引き継ぐことを誇りに思う」とも語った。(時事)