安倍首相、奈良のカキ「とてもジューシー」
首相官邸で奈良県の柿農家らが表敬
安倍晋三首相は16日、首相官邸で奈良県の柿農家らの表敬を受け、収穫したばかりのカキを贈られた。
カキを試食した首相は、「とてもジューシー」などと満面の笑み。正岡子規の「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」をもじった「柿食えば さらに良くなる 奈良の町」という俳句も飛び出した。
奈良のカキは近年、東南アジアへ輸出され、好評だという。首相は大筋合意した環太平洋連携協定(TPP)に触れ、「海外の方々にも日本のカキを召し上がっていただきたい」と語り、輸出拡大にも意欲を示していた。