「ジャパン・パビリオン」、ロンドンに開館
19年W杯日本大会をPR、嶋津事務総長「日本の活躍すごく大きい」
ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会組織委員会の嶋津昭事務総長が9日、ロンドン市内で報道陣の取材に応じ、W杯イングランド大会1次リーグで南アフリカを破る大金星を挙げるなど2勝した日本の活躍を「国民がラグビーに目を向けてくれる歴史的な転換点になった。(日本開催に向けて)すごく大きい」と評価した。
同事務総長は南ア戦を含め、4試合を視察。今大会の運営について「簡素だが中身のある開会式や観客のマナーには、学ぶべきものがある。イングランド大会を模範とすべきだ」と話した。
この日は日本大会をPRするジャパン・パビリオンが開館。ロンドンの観光名所が集まるウエストミンスター寺院の近くにあり、今月末まで日本のラグビー史の他、着物や書道などの日本文化を紹介する。嶋津事務総長は「世界中のファンが集まっている。19年は多くの人に来ていただきたい」と期待を込めた。(ロンドン時事)