東京都など主催、「東京味わいフェスタ」開幕


丸ビルや東京国際フォーラムなどで、全国ご当地グルメも

東京都など主催、「東京味わいフェスタ」開幕

 2020年東京五輪・パラリンピックに向けて東京産の農林水産物やグルメ、伝統文化など東京の魅力を発信するイベント「東京味わいフェスタ」(東京都など主催)が9日、丸ビルや東京国際フォーラムなど都内6カ所で開幕した。11日まで。

 丸ビルで行われたオープニングセレモニーでは、舛添要一都知事、丸の内シェフズクラブの服部幸應会長、女優の吉本実憂さんらがトークセッションや、日本のブランド豚「TOKYO X」とイベリコ豚を使用した寿司やしゃぶしゃぶなどのオリジナルメニューを試食。舛添知事は「世界的に有名なイベリコ豚もおいしいし、TOKYO Xも負けないくらいおいしい」と称賛。吉本さんは「いろいろな種類の肉料理を食べ比べできてよかったです」と語った。

 会場では「丸の内シェフズクラブ」が東京産の食材を使った料理や伝統工芸品、各地のご当地グルメや特産品の展示や販売、食をテーマにした映画の上映会などを行う。

 会場を訪れた女性(38)=会社員、千代田区在住=は「日本は地方ごとに食が違うから面白い。海外の人には、東京でいろんな味を楽しんでもらい、日本各地にも興味を持ってくれたらうれしい」と語った。