ロールケーキのコンテスト、グランプリは滋賀県
日本一のロールケーキを決めるコンテスト「ROLL-1グランプリ」が7日、東京・台場のホテル日航東京で行われ、クラブハリエ美濠の舎(滋賀県彦根市)の三好豊シュフが製作した「近江の秋~近江米と彦根梨のロール~」がグランプリに輝いた。
このロールケーキには、近江の新米と米粉、地元彦根で採れた梨を使用。三好シェフは「生地とクリームのバランスを一番大事にした。米粉を使った生地は多くあるが、今回クリームの中にも、お米を(ミルクで)煮て入れることで、米の食感と梨の食感、生地とクリームの相性を(全体的に)うまく整えた」と語る。
今年で2回目となるコンテストは、日本中の洋菓子職人が「四季」をテーマに、地元の特産品を使うか、作品にちなんだストーリー性のあるロールケーキを製作。102件の応募の中から、書類審査を通過した18作品が試食審査された。