警視庁、電子看板で警察官採用試験をPR
東京駅丸の内通路で、北海道や九州など主要駅36駅でも
警視庁は10日、9月に行われる警察官採用試験を前に、JR東京駅丸の内通路に設置されている電子看板を使って、試験日程などのPRを始めた。駅利用者に首都を守る仕事の魅力をアピールし、受験者増につなげるのが狙い。電子看板で1週間、採用案内が表示される.
電子看板は約15秒間に9枚の画像が切り替わり、「首都を守るプライド」のキャッチコピーとともに、採用試験の申込受付期間や試験日程などを紹介している。警視庁は年3回採用試験を実施しており、秋の試験は9月19日と20日.
警視庁は同様の電子看板を活用し、都内(14駅)をはじめ北海道や中部、近畿、四国、九州などのJR主要駅計36駅で採用をPRする。同庁の担当者は「お盆の帰省などの際に家族と見てもらえるよう、広くアピールしたい。全国から応募が来るよう効果を期待している」と話した。同庁の採用試験の受験者数は減少傾向が続いており、2013年度に2万人を割り込み、14年度は約1万6000人だった。