警視庁機動隊の観閲式、テロ対処や救助部隊行進
警視総監「世界一安全な都市東京を実現」、明治神宮外苑で
警視庁機動隊の観閲式が20日午前、東京都新宿区の明治神宮外苑絵画館前広場で開かれ、隊員約1300人が行進した。
観閲式では、東京国際空港テロ対処部隊やネパール大地震に派遣された国際警察緊急援助隊、女性警察官機動隊などが行進。災害警備部隊の広報チームが初めて参加した。
高綱直良警視総監は、爆発物やNBC(核・生物・化学)テロなどの脅威に加え、「総理官邸で発生した無人飛行物体を利用した新たな事態にも直面している」と指摘。来年日本で開催される主要国首脳会議(サミット)や5年後の東京五輪に向け「世界一安全な都市東京を実現するため、日本の治安に対する信頼感をさらに向上させてほしい」と訓示した。