都会に核家族の拠点「団地族」が超高齢化へ


戦後70年、変わる庶民の暮らしと文化

都会に核家族の拠点「団地族」が超高齢化へ

皇太子殿下(現天皇陛下)御夫妻は1960年、日本住宅公団が東京西部(現西東京市、東久留米市)に造ったひばりが丘団地を訪問された(都市再生機構提供)

 東京、大阪などの大都市圏は戦後、大量の労働力を地方から受け入れた。郊外には巨大なニュータウンが次々と建設され、「団地族」の生活は時代の象徴だった。