警視庁、新型防犯指導車「ふたば号」を公開
詐欺防止呼び掛けなど防犯運動や、電光表示板で注意喚起を
警視庁は21日、学校や地域のイベントなどで防犯運動を行う際に使用する新型防犯指導車「ふたば号」を公開した。大型ワゴン車を改造し、後部に装備したスクリーンなどを使って特殊詐欺や空き巣対策などの指導や広報活動を行う。
警視庁の桜井美香生活安全総務課長は、「子供から高齢者まで、防犯に関する知識を培う機会を多くつくりたい」と話した。
ふたば号では、詐欺被害防止のため、うその電話を模擬体験できるほか、犯人検挙で大きな役割を果たしている防犯カメラの性能や効果を体験する機材も今後導入する。
凶悪事件や災害が発生した場合には、電光表示板で注意喚起や情報発信を行う。