「高尾の森自然学校」が東京・八王子に開校
自然の大切さを次世代に
自然環境の保全と環境体験学習を推進する「高尾の森自然学校」(東京都八王子市川町)の開校式が10日、行われた。同施設は、豊かな森林が広がる約26・5㌶の都有地を活用。東京都とセブン-イレブン記念財団の「緑地保全モデル事業に関する協定」により設立された。民間企業が主体となり都と協同して環境体験教育を行うのは初めて。
記念財団の山本憲司理事長は「この施設は森林を保全し、森に生息する絶滅危惧種を保護し、若い世代につなげていく」とあいさつし、石森孝志八王子市長は「次世代にこの八王子市の貴重な財産である自然を守り続けて行きたい」と語った。
自然学校では、5月以降の土日に、下草刈りや散策路の整備などの森林保全ボランティア活動や、動植物等の観察会などを行う。