パラオ御訪問の両陛下に「オレンジビーチ」説明


「感慨深い」と邦人ガイドの菊池正雄さん

パラオ御訪問の両陛下に「オレンジビーチ」説明

天皇、皇后両陛下が戦後70年の慰霊で訪問されたパラオ・ペリリュー島の「オレンジビーチ」で、両陛下の案内役を務めた菊池正雄さん=10日午前、パラオ・コロール(時事)

 天皇、皇后両陛下が9日、戦後70年の慰霊で訪問された太平洋戦争の激戦地パラオ・ペリリュー島の「オレンジビーチ」で、両陛下の案内役を務めた菊池正雄さん(67)が10日、取材に応じた。戦後60年を前に、両陛下の同国訪問が検討された際も候補に上ったといい、「感慨深く、光栄です」と語った。

 ペリリュー島で両陛下は9日、日米の慰霊碑に続き、1944年9月に米軍が上陸した「オレンジビーチ」を訪問。菊池さんは、天皇陛下からビーチの名前の由来を聞かれ、「ここでたくさんの方が亡くなられました。慰霊に来てくださり、日本の人たちもうれしいと思います」と答えると、陛下は「ありがとう」と話した。

 皇后陛下からは「慰霊の方たちの案内をされているのですか。これからも頑張ってください」とねぎらわれたという。

 菊池さんはパラオに27年滞在。旅行会社を経営し、ツアーガイドとして戦没者慰霊や遺骨収集に携わってきた。(コロール時事)