JR九州、8月から九州産のスイーツを提供
フランス料理店シェフの成沢由浩氏がメニュー監修
JR九州は7日、8月8日に運行を始める新観光列車「JRKYUSHU SWEET TRAIN『或る列車』」で提供するスイーツを公開した。イチゴなどの果物のほか、生クリームやバター、砂糖まで九州産の素材を使った。
メニューを監修した東京・南青山のフランス料理店シェフの成沢由浩氏は「生産者の思いを乗客に伝えたい」と語った。JR九州の青柳俊彦社長は「素材から一番いいものを用意した」と強調。人気を集める豪華列車「ななつ星in九州」と同様、外国人観光客の利用に期待を示した。
「或る列車」は定員38人の2両編成。夏季は大分-日田間、秋季以降は佐世保-長崎間を1日1往復する。車両は、本物が現存せず模型のみが残る明治後期の豪華列車を参考にデザインした。