「横断歩道では右左よく見て渡りましょう」


高綱警視総監が都内の小学校で新1年生に交通安全指導

「横断歩道では右左よく見て渡りましょう」

新小学1年生と横断歩道を渡る高綱直良警視総監(右)=6日午後、東京都中央区

 東京都中央区立京橋築地小学校で6日、入学式を迎えた新1年生が、警視庁の高綱直良警視総監から道路の安全な渡り方を学んだ。

 高綱総監は「道路は横断歩道を歩き、信号が青になったら右左をしっかり見て、右手を高く上げて渡りましょう」と注意を呼び掛け、学校近くの交差点で児童と手をつないで横断歩道を渡った。

 一緒に横断歩道を渡った鹿川菜月さん(6)は「信号を見て、車が来てないかよく見て渡りました」と話した。

 警視庁によると、昨年、都内で発生した小学生の交通事故は1163件で、4人が死亡。今年の小学生の死者は既に3人に上っている。

 同庁によると、今年の都内の交通事故死者数は50人(4月3日現在)で、昨年より約2カ月早いペース。