警視庁が「ランニングポリス」を公開
テロ対策で東京マラソン伴走、警備犬訓練も
東京マラソンを3日後に控え、警視庁は19日、大会当日に参加者と一緒にコースを走りながら警戒する警察官「ランニングポリス」や、警備犬の訓練を公開した。
ランニングポリスは短パンにTシャツ姿で、白地に赤字で「POLICE 警視庁」と書かれたベストを身に着け伴走する。ランニングポリスの1人、同庁警備1課の中沢浩警部は「存在感を示して、ランナーや大会関係者が安心して楽しめるよう警備の万全を図りたい」と意気込みを語った。
本番では頭に小型カメラを装着し、映像や画像をリアルタイムで警視庁本部に送信。全コースを10キロごとに4区間に分け、交代しながら走り、不審者に目を光らせる。
警備犬の訓練では、爆発物の検索や凶器を持った不審者の制圧などが行われた。
この日は午前中、マラソンコースの銀座で、警視庁と地元事業者らによる合同パトロールも行われ、歩道上の植え込みなどに不審物がないか調べた。