「ふくろう博士」の古川のぼる氏が死去


家庭教師の派遣業を先駆ける、「日本文芸アカデミー賞」を創設

「ふくろう博士」の古川のぼる氏が死去

 古川のぼる氏(ふるかわ・のぼる、本名隆=のぼる=、教育評論家、前日本家庭教師センター学院長)は9日午前8時44分、肺炎のため、さいたま市内の老人ホームで死去。80歳だった。東京都出身。自宅はさいたま市内。葬儀は家族葬で行う。喪主は長男隆弘(たかひろ)氏。  家庭教師の派遣業を先駆けて始めた。「ふくろう博士」を愛称で親しまれ、テレビやラジオなどに出演、参院選挙にも出馬した。また、アイデアが多彩なことでも知られ、中でも、50歳以上120歳を対象にした「日本文芸アカデミー賞」を2001年に創設、中高年層に夢を与えた。