三菱東京UFJ銀が今春、接客ロボを試験導入
ロボット「ナオ」に専用アプリケーションを搭載
三菱東京UFJ銀行は2日、今春からヒト型の小型接客ロボットを東京都内の店舗1、2カ店に試験的に置くことを決め、試作機を公開した。情報通信技術の急速な進歩によって銀行の顧客対応にも変化が訪れそうだ。
接客ロボは身長58センチで重さ5・4キロ。ソフトバンク子会社製のロボット「ナオ」に専用アプリケーションを搭載した。来店者をカメラで認識し、来店目的に応じて窓口などを案内する。
相手の表情を読み取って対話でき、英語、フランス語など19カ国語に対応する。行員を補助する案内係としてデビューさせ、来店者の反応などを見極めた上で本格導入するかどうかを決める。