北海道幌延町の駐在所に雪のパトカーが登場
警官夫婦が制作、インターネットで話題を呼ぶ
北海道幌延町の駐在所に雪で作ったパトカーが登場し、話題となっている。大きさはミニパトカーとほぼ同じ。所長の大西政志巡査部長(30)が交通安全などを呼び掛けるため制作した。
雪のパトカーがあるのは道警天塩署問寒別駐在所。大西巡査部長は昨年12月中旬から除雪の際に雪を集めて作り、妻(36)と2人でスプレー缶を40本使って色付けした。赤色灯はバケツで作った氷の中に、ランプなどを入れて光らせている。
大西巡査部長は同駐在所で2013年から雪像を制作。雪をしっかり踏み固めるなど手探りで改良を加え、今年は1月10日の「110番の日」に間に合うように作った。
インターネットで話題を呼び、大西巡査部長は思わぬ反響に「自分でもびっくりしている。町以外にも交通安全や防犯への願いが伝わるとうれしい」と話している。