子役タレントの小林星蘭さん、一日通信指令
「110番の日」で警視庁
「110番の日」の10日、子役タレントの小林星蘭さん(10)が警視庁の一日通信指令本部長を務めた。小林さんは「110番通報は緊急時だけと正しく理解してほしい」と訴えた。
小林さんは警察官の制服姿で、おれおれ詐欺や落とし物に関する相談を想定した110番通報の受理や、ひったくり事件を受けたパトカーへの無線司令を模擬体験した。
警視庁によると、2014年の都内の110番通報は約180万件で、このうち警察官が臨場する必要のない「不要・不急事案」は約3割に上った。
同庁は緊急の通報以外は、相談内容に応じて専用窓口につなげる「#9110」の利用を呼び掛けている。