東京株式市場、晴れ着姿で大発会
東京株、前年末比42円安
今年最初の取引日である大発会を迎えた5日の東京株式市場で、日経平均株価は前年末に比べ42円06銭安い1万7408円71銭で取引を終えた。大発会の値下がりは2年連続。
日経平均は朝方に231円下げた後、午後には一時値上がりに転じるなど不安定な動きだった。ギリシャ政局の先行き不透明感などによる欧米の株価急落が警戒されている。
5日の東京市場では、海外の景気動向に左右されやすい自動車のほか、銀行、情報通信といった主力業種を中心に下落した。市場では、ギリシャの政局不安などをにらみ「本格的に買いを入れにくかった」(インターネット証券)という。日経平均の値下がりは昨年末から3日連続。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は6・42ポイント安の1401・09。出来高は20億4896万株、売買代金は1兆9064億円。