名門「二所ノ関部屋」復活で新しい看板を披露


同部屋で二所ノ関一門の連合稽古も行われる

名門「二所ノ関部屋」復活で新しい看板を披露

二所ノ関部屋で新しい看板が披露され、撮影に応じる(右から)二所ノ関親方、おかみのみづえさん、幕内松鳳山=4日、千葉県船橋市

 昨年12月に復活した大相撲の名門、二所ノ関部屋(千葉県船橋市)で4日、新しい看板が披露された。この日は同部屋で二所ノ関一門の連合稽古も行われ、師匠(元大関若嶋津)は「ありがたいこと。うちで稽古をやってくれたのがうれしいし、責任を感じる」と神妙な面持ちで述べた。

 二所ノ関部屋は大横綱大鵬らを輩出。現師匠は、松ケ根親方として松鳳山らを育てた後、元幕内玉力道と名跡を交換して二所ノ関親方となった。2013年1月の初場所後に先々代が閉鎖してから同部屋の名は途切れていただけに、同じ一門の稀勢の里は「ようやく復活して、いいことだと思う。うれしい」と喜んでいた。