刀匠の仕事始め「打ち初め式」


刃物のまち、岐阜県関市で

刀匠の仕事始め「打ち初め式」

 刃物のまちとして知られる岐阜県関市で2日、刀匠の仕事始め「打ち初め式」が行われた。刀匠が懸命にたたいているのは、約1300度まで熱せられた日本刀の素材「玉鋼(たまはがね)」。

 打ち延ばしては切り目を入れて折り返す「折り返し鍛錬」と呼ばれる工程では、火花が勢いよく飛び散り、古来から受け継がれる匠(たくみ)の技が大勢の見物客を魅了した。