「はやぶさ2」見学客ら、再挑戦に「今度こそ」


H2Aロケットの打ち上げ、12月1日に決定

「はやぶさ2」見学客ら、再挑戦に「今度こそ」

はやぶさ2を搭載したH2Aロケットの打ち上げが12月1日に決まり、喜ぶ須田俊哉さん(左)と長男の真凪君=29日午後、鹿児島県南種町

 日曜日の打ち上げ予定が延期になった小惑星探査機「はやぶさ2」。29日午後、1日遅れの打ち上げが発表され、発射場のある鹿児島県・種子島では見学客たちが「今度こそ上がって」と期待を込めた。

 種子島宇宙センターから約6キロ離れた宇宙ケ丘公園キャンプ場(南種子町)では、28日の打ち上げ延期の知らせで多くの見学客が引き揚げ、残るテントは十数張りに。4月から自転車で日本一周の旅をしているという岐阜県各務原市の岩田尚弥さん(25)は「打ち上がるまで粘るつもりです」と長期戦の構えを見せていた。

 午後2時すぎ、12月1日の打ち上げ再挑戦が決定すると、知らせを聞いた東京都世田谷区のカメラマン須田俊哉さん(36)は長男の真凪君(4)を抱き上げて「やったー」と大喜び。仕事の都合で1日夕には帰途に就く予定だったといい、「いろいろな人に『見に行く』と言ってきたので、お土産を渡すだけになるのは残念。子供にとっても大人になってから振り返りやすい思い出になるのでは」と笑顔。「結果オーライになってくれれば」と無事な打ち上げを祈った。