「つらいと思ったことない、必ずいつかできる」


ノーベル賞受賞の天野さん、下村文部科学相を表敬訪問

「つらいと思ったことない、必ずいつかできる」

下村博文文部科学相(右端)らと愛用のウエストポーチについて話し、談笑する名古屋大の天野浩教授(左から2人目)と浜口道成学長(左端)=22日午前、東京・霞が関の文科省

 青色発光ダイオード(LED)の開発でノーベル物理学賞の受賞が決まった天野浩名古屋大教授(54)が22日、下村博文文部科学相を表敬訪問した。天野さんは実験で失敗を繰り返したことについて、「つらいと思ったことは一度もない。必ずいつかはできると思ってやっていた」と話した。

 天野さんは名大の学生時代に勉強の意味を教わったと振り返り、「人の役に立つためにやるというのが原動力になった」と語った。LEDの実験についても「毎回楽しかった」と述べた。

 また、世界中の争いの多くはエネルギーをめぐるものだと指摘し、「(省エネ効率を高めて)エネルギーは大丈夫という技術を提供できれば」と話した。