参列者見守る中、鶴竜が「横綱力士碑」に刻名


「地位の重さを実感」、東京・富岡八幡宮で

参列者見守る中、鶴竜が「横綱力士碑」に刻名

 3月の大相撲春場所後に71人目の横綱となった鶴竜(29)本名マンガラジャラブ・アナンダ、モンゴル出身、井筒部屋のしこ名を「横綱力士碑」に加える刻名奉告祭が7日、東京都江東区の富岡八幡宮で行われた。

 同神社は江戸勧進相撲発祥の地として知られ、歴代横綱のしこ名が石碑に刻まれている。参列者が見守る中、名を刻んだ鶴竜は「改めて自分の地位の重さを実感した」と話した。

 横綱昇進後の3場所は賜杯争いに絡めなかった。11月の九州場所に向けて「目標が優勝であることに変わりはない」と、気持ちを新たにしていた。デング熱感染予防のため、鶴竜の土俵入りは行われなかった。