皇居・宮殿で秋の特別参観が始まる
天皇陛下傘寿を記念して、参加者は長和殿や豊明殿を見学
天皇陛下が80歳の傘寿を迎えられたことを記念した皇居・宮殿の秋の特別参観が4日始まった。春の特別参観に続いての一般公開で、4、5両日に3回ずつ実施する。応募総数は約7万4000人で、平均倍率は228倍だった。
参加者は新年や天皇誕生日の一般参賀で陛下や皇族方がベランダに立たれる長和殿、国賓を迎えた宮中晩さん会が開かれる豊明殿などを順番に見学。宮殿で最も格式が高いとされ、2日に高円宮家の次女典子女王殿下の「朝見の儀」が行われた正殿「松の間」などを見て回った。
5月24、25日に行われた春の特別参観では計17万6000人から応募があり、最大倍率は967倍だった。