「八咫烏のボール」に決勝T進出へ望みを託す


神戸・弓弦羽神社、熱心なファンが必勝祈願に訪れる

「八咫烏のボール」に決勝T進出へ望みを託す

八咫烏(やたがらす)を刻印した御影石のサッカーボール碑を前に、絵馬などを手にするみこさん=21日、神戸市東灘区の弓弦羽神社

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で、決勝トーナメント進出へ苦戦が続く日本代表。代表のエンブレムに使用され、日本サッカー協会のシンボルマーク「八咫烏(やたがらす)」を刻印したボール型の碑がある神戸市東灘区の弓弦羽(ゆづるは)神社には、望みを託す熱心なファンが必勝祈願に訪れている。

 同神社の祭神は熊野大神で、伝説の八咫烏は熊野大神の使いとされる。日本でサッカーチーム発足の草分けとなった御影師範学校が神社に近いこともあり、サッカー好きの沢田政泰宮司(60)が昨秋、御影石製のボール碑を境内に設置。同神社が「弓弦から放たれた矢に乗って一直線に目標へ導く」イメージで八咫烏をしるした。

 ボールをかたどった絵馬やお守りもあり、W杯が近づくと参拝客が増加。開催地ブラジルへ応援に行く前に来たファンもいたという。

 日本の1次リーグ突破は24日(日本時間25日早朝)のコロンビア戦での勝利が絶対条件。奉納された絵馬の中には「大量得点で必ず勝って」との切実な願いも。参拝した男性(67)は「厳しい状況だけど、勝つしかない」と期待を込めた。