対オリックス戦、不測の事態を笠原が救う


巨人、打線も16安打で8得点と爆発

対オリックス戦、不測の事態を笠原が救う

先制打を放った長野(左)と勝利投手の笠原=17日、東京ドーム

 三回1死、巨人の先発杉内が危険球で退場。ここからが巨人の真骨頂だった。4人の投手がバトンをつなぎ、オリックスを零封。打線は16安打で8得点と、パ・リーグ首位チームを圧倒した。

 不測の事態にマウンドを託された笠原は「頭が真っ白になった」と言う。激しい緊張感に負け、安達に右前打。だが、気持ちを切り替えヘルマンには「思い切りいこう」と直球で勝負。併殺に打ち取ると、冷静さも取り戻した。四、五回は強気に左打者の内角を突き、得点を許さなかった。

 笠原に引っ張られるように四回裏に打線が爆発。長野の右翼フェンス直撃の三塁打で2点を先制し、さらにロペスが中前適時打。これまで先発した11試合で3点以上失ったことのない西から3点目を奪った。五回には阿部がとどめの3ラン。

 「投打のバランスが良くないと勝つのは難しい。長野は今季一番いい形の打席だったし、笠原は左打者の内角に強いボールを投げられて他の球種が生きていた」と原監督。両リーグ1位による交流戦の首位攻防戦でも、連勝中の巨人の勢いは止まらなかった。