土屋ホーム、「葛西モデル」の住宅を発売
限定100棟、石と木の外壁で高断熱性の北欧風
住宅メーカーの土屋ホーム(札幌市)は17日、ソチ五輪のノルディックスキー・ジャンプ男子個人ラージヒルで銀メダルの葛西紀明選手が監修した木造2階建て住宅「土屋レジェンド 葛西モデル2014」を、18日に発売すると発表した。同社の社員である葛西選手が、遠征で訪れた北欧の住宅を参考にしたという。期間・棟数限定で、東日本地区で7月末までに100棟を売り出す。
石と木を外壁に使い、重厚な外観に仕上げた。断熱性を高め、大きめの風呂や収納スペースも確保した。延べ床面積約120平方メートルで、税抜き2260万円(札幌地区)。
東京都内で開かれた記者会見に出席した葛西選手は「自分の名前を冠した住宅を販売できるのはうれしい」と語り、「ストレスを解消できる空間づくりに力を入れた」と強調した。
100棟は土屋ホームの年間販売棟数の1割強に当たる。葛西氏は「(完売するのは)五輪でメダルを取るのと同じぐらい難しい」と気を引き締めていた。