ケネディ駐日米大使、仙台で高校生と交流
ずんだ餅作りを体験、息子のシュロスバーグ氏も
ケネディ駐日米大使は13日、仙台市の宮城県仙台二華中学校・高等学校を訪れ、3月に米国デラウェア州を訪問した同校の20人の高校生と交流した。訪問には息子のジョン・シュロスバーグ氏も同行した。
大使らは生徒と日米の学校や東日本大震災などについて懇談したほか、法被を着て、郷土菓子のずんだ餅作りを体験。「どんな調理実習をするのか」などの質問をしながら、自分でついた餅を食べた。
大使と一緒に餅を作った高校2年阿部梨奈さん(17)は「緊張していたが、それを忘れるほど気さくで優しい人だった」と話し、3年高橋美月さん(17)は「この先できない経験ができた。震災のことなども話せて良かった」と述べた。
同校は、国際的な人材の育成などを目的に文部科学省が創設した「スーパーグローバルハイスクール」に指定されている。