若田光一さん、きょう地球へ帰還
宇宙に半年、日本人初の国際宇宙ステーション船長
日本人初の国際宇宙ステーション(ISS)船長を務めた若田光一さん(50)が日本時間の14日午前、約半年間のISS滞在を終え、中央アジア・カザフスタンの草原地帯に帰還する。
若田さんは昨年11月からISSに滞在。今年3月から日本人として初めて船長を務めた。
若田さんは13日未明、同僚の米国人飛行士スティーブ・スワンソンさん(53)に船長業務を引き継いだ。日本実験棟「きぼう」で行われた引き継ぎ式で若田さんは、「素晴らしい仲間の助けとチームワークなしではできなかった」と5人の同僚一人ひとりの名前を挙げ、感謝の言葉を述べた。
若田さんら帰還する飛行士3人は14日午前4時すぎにロシア宇宙船ソユーズに乗り込み、同7時36分にISSから切り離された後、大気圏に突入。同10時58分に着陸する予定。