世界最長寿はペルー人女性で116歳4カ月
長寿の秘訣は「自分の農地で栽培した自然の食材を食べること」
南米ペルーで、年金を申請した女性が世界最高齢だと話題になっている。地元紙コメルシオなどが2日までに報じた。政府は女性を1897年12月20日生まれの116歳4カ月と認定。事実とすれば、ギネス世界長寿記録に登録されている大阪市東住吉区の大川ミサヲさんの116歳1カ月を3カ月上回ることになる。
女性はペルー南部ワンカベリカ県で、厳しい気候条件の中、泥で塗り固めた家に1人暮らしをするフィロメナ・タイペ・メンドーサさん。長寿の秘訣(ひけつ)は「ジャガイモ、ヤギや羊の肉、豆など自分の農地で栽培された自然の食材しか口にしないこと」と話している。
9人の子供のうち6人は既に死亡。残る3人も体調を崩しているが「近所の人も親切にしてくれる。寂しくはない」と元気な様子だという。(サンパウロ時事)