安倍首相、昭恵夫人とともに欧州歴訪へ出発


「欧州との関係を強化し、日本の発信力を強化したい」

安倍首相、昭恵夫人とともに欧州歴訪へ出発

欧州歴訪の最初の訪問国ドイツへ向け出発する安倍晋三首相(中央)と昭恵夫人(右)=29日午後、東京・羽田空港

 安倍晋三首相は29日昼、欧州歴訪の最初の訪問国ドイツに向け、昭恵夫人とともに政府専用機で羽田空港を出発した。30日にベルリンでメルケル独首相との首脳会談に臨み、安全保障や経済関係で連携を強めるほか、ウクライナ情勢について意見交換する。

 出発に先立ち首相は、羽田空港で記者団の質問に答え、「欧州は世界における世論形成に大きな影響力があり、欧州との関係を強化し、日本の発信力を強化したい」と述べた。ウクライナ情勢に関しては「話し合いを通じた平和的解決に向け、価値観を共有する欧州と率直な意見交換をしたい」と語った。

 首相はドイツに続き、英国、ポルトガル、スペイン、フランス、ベルギーの順に計6カ国を訪れ、各国首脳や、欧州連合(EU)首脳らと会談する。5月1日にロンドンの金融街シティーで、6日にパリでの経済協力開発機構(OECD)閣僚理事会でそれぞれ演説するなどし、安倍政権の経済・安保政策を訴える。

 欧州歴訪は、民主主義や法の支配など「基本的価値」を共有する各国と連携を進める安倍外交の一環。5月8日に帰国する。