福島原発汚染水のタンクパトロールへ準備


結成4年目の「福島原発行動隊」、隊長交代「風化」に挑む

福島原発汚染水のタンクパトロールへ準備

塩谷亘弘理事長(前列左から2人目)ら福島原発行動隊の中心メンバー=東京都北区の事務所

 東京電力福島第1原発事故の収束作業を志願する退役技術者らによる「福島原発行動隊」が結成されてから4年目に入った。「事故収束はわれわれの世代の責任」。放射能汚染水漏れなど深刻なトラブルが続く中、隊員約700人は出番を待ち続けている。

 「こんなにズルズルと目的が果たせないとは思ってもみなかった。行動隊内にも、これまで3年間何もできていない失望感はあるし、事故の記憶の風化も感じる」。行動隊の塩谷亘弘理事長(75)はこう振り返る。