トヨタが新型「パッソ」を発売
燃費は27・6キロ、従来型より30%伸びで首位に
トヨタ自動車は14日、小型車「パッソ」を一部改良して発売した。燃費効率を向上させた新開発のガソリンエンジンを搭載した。最も燃費のいいタイプは、ガソリン1リットル当たりの走行可能距離が27・6キロと従来型に比べ約30%伸び、三菱自動車の「ミラージュ」(27・2キロ)を抜いて軽自動車以外のガソリン車で首位に立った。
新開発エンジンは排気量1000ccで、従来型の1300ccエンジンも用意した。デザインは女性向けの「+Hana(プラス・ハナ)」と、男性も意識した「X」「G」。価格は109万8655~165万2400円(北海道、沖縄を除く)。生産はダイハツ工業に委託する。ダイハツもこの車を「ブーン」の名称で14日に発売した。