2025年大阪・関西万博、公式キャラクター決定
「マウンテンマウンテン」が制作、愛称は来月に公募へ
日本国際博覧会協会(万博協会)は22日、東京都内で記者会見を開き、2025年大阪・関西万博の公式キャラクターのデザインを発表した。キャラクターは万博の赤いロゴマークを頭にかぶった姿で、水のようにさまざまな形に変化するのが特徴。愛称は4月下旬ごろから公募を開始し、早ければ夏に公表する。
制作したのは、東京を中心に活動するデザイングループ「マウンテンマウンテン」。代表の山下浩平さん(51)は「神戸育ちで、(1970年大阪万博の)太陽の塔が大好きだった。選んでいただけるとは夢にも思わなかった」と喜びをかみしめた。
協会は昨年11月からキャラクターを公募し、1898件の応募があった。選考委員を務めたタレントの中川翔子さんは会見で、「心を奪われ、激しく興奮した。スター性を秘めている」と選ばれたキャラクターに期待を寄せた。