プロ野球日本ハムの新球場、開業へあと1年


北海道北広島市、内部を報道陣に公開、進捗は70%超え

プロ野球日本ハムの新球場、開業へあと1年

報道陣に公開されたプロ野球日本ハムの新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」の内部の様子。写真は三塁側スタンドから見た景色。=21日、北海道北広島市

 北海道北広島市で2023年3月に開業を予定するプロ野球日本ハムの新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」の内部の様子が21日、報道陣に公開された。施工を担当する大林組の竹中秀文所長によると、工事の進捗(しんちょく)率は70%を超えた。

 まだ骨組みだけの部分が多いが、球場の特徴ははっきりと見てとれた。臨場感を出すために客席とグラウンドの距離が近く、バックネット裏席からホームベースまでは15メートル。一、三塁側スタンド後方にある大型スクリーンは、完成すると縦16メートル、横86メートルの大きさ。

 6月に開閉式の屋根がほぼ完成し、夏にグラウンドの工事が始まる見通しで、竣工(しゅんこう)は12月を目指している。