海岸から拾ったごみでオリジナルのアート作品


由利本荘市の鳥海山木のおもちゃ美術館でワークショップ

海岸から拾ったごみでオリジナルのアート作品

鳥海山木のおもちゃ美術館で開かれた「海ごみアートワークショップ」=秋田県由利本荘市

 アートを通じて海ごみ問題に関心をもってもらおうと、秋田県由利本荘市の海岸から拾ったごみでオリジナルのアート作品を制作する「海ごみアートワークショップ」が12、13日、同市の鳥海山木のおもちゃ美術館で開かれた。

 日本財団が支援する「CHANGE FOR THE BLUE in 秋田県実行委員会」が主催、県立岩城(いわき)少年自然の家などが後援した。参加者は同委員会が海岸から集めた海ごみと少年自然の家が提供した貝殻や木の実などを使いアートに挑戦した。

 父親と参加した5歳男児は、カップラーメンやアイスクリーム、シャンプーのプッシュ部、プラスチックのフォークなどから鳥や虫を作った。父親は「こんなにゴミが流れてきているのにはびっくりしました」と話した。