都道「環状2号線」、新橋-虎ノ門間が開通
五輪会場アクセス向上へ、東京都が整備
東京都が整備を進めている都道「環状2号線」のうち、港区内の新橋-虎ノ門間約1・4キロが完成し、29日午前に開通式が行われた。新橋から江東区豊洲までの約3・6キロも数年以内に開通する予定で、2020年東京五輪の競技会場が集中する湾岸部と都心のアクセスが向上する。
東京都の舛添要一知事は開通式であいさつし、「『五輪道路』として大きく展開できる」と強調した。
環状2号線の新橋-虎ノ門間は1946年に都市計画決定されたが、地元住民の反対などにより、完成までに半世紀を超える時間を要した。