「和の心で協力を」、新キャンペーン開始
環境省が「低炭素社会」実現を呼び掛ける
環境省は26日、二酸化炭素(CO2)排出量の少ない「低炭素社会」実現につながる活動を呼び掛ける新たなキャンペーンをスタートした。同日夜行われたイベントで、石原伸晃環境相は「さまざまな技術や知恵をわくわくしながら共有し分かち合う社会をつくっていきたい」と、活動の普及に意欲を示した 。
キャンペーンは、民主党政権時代に行われていた温室効果ガス25%削減に取り組む「チャレンジ25」に代わる活動。キャッチフレーズは、限られた資源や優れた技術を分かち合うとの思いを込めて「Fun to Share」に決めた。新たに制作したロゴマークを企業の製品や地域のイベントなどで活用してもらい、低炭素社会づくりの機運向上を目指す 。
イベントには、日本人初の国際宇宙ステーション船長を務める若田光一さんもビデオメッセージを寄せ、「『和の心』で協力し合い世界の手本になろう」と呼び掛けた。