前沢さん「宇宙に行くと地球に夢中になる」
帰国後初会見、ISSに宇宙旅行、2023年には月周回へ
昨年12月、国際宇宙ステーション(ISS)に日本の民間人として初滞在した実業家の前沢友作さん(46)が7日、帰国後初めて記者会見し、「宇宙に行くと地球に夢中になる。風があることも、季節があることもありがたい。地球もすごいなと思った」と帰還後の印象を語った。
2023年には、米スペースX社の宇宙船で月周回旅行を計画している前沢さん。ISS到着後、最初にツイッターに投稿した「宇宙、なう」が話題になったが、「『月、なう』はやりたいですね」と話した。
心残りを問われると、「(ISSの飛行経路の関係で)奇麗な夜景が撮れなかったのが残念」と振り返り、「また、時期を変えて行きたい」と笑顔を見せた。
スペースX社を率いる米実業家イーロン・マスク氏らは、火星への移住計画を打ち出しているが、前沢さんは「改めてISSから見て、地球に住みたいと思った」と強調。「なるべく長く住めるよう、大事に大事にしていくべきだと思う」と述べた。