離着陸する航空機がリアルタイムで現れる


千葉の航空科学博物館に最新の「ARジオラマ」登場

離着陸する航空機がリアルタイムで現れる

最新の拡張現実(AR)技術を利用し、成田空港離着陸機の3次元(3D)映像がリアルタイムで映し出される航空科学博物館のジオラマ(成田国際空港会社提供)

 千葉県芝山町の航空科学博物館に、最新の拡張現実(AR)技術を利用したジオラマが登場する。成田空港の800分の1の模型にタブレット端末などをかざすと離着陸する航空機がリアルタイムで現れ、実際に空港にいるかのような感覚が楽しめる。航空機の最新情報を取り入れた「音の体験ルーム」とともに、25日から一般公開される 。

 ジオラマは、1989年の開館当時からある成田空港の模型を現状に合わせてリニューアル。模型付近に置かれた6台のカメラで撮影した映像と実際のフライトスケジュールを組み合わせることで、端末上に離着陸機の3次元(3D)映像が現れる仕組みだ 。

 従来は、ボタンを押すと該当する施設にランプがともる単純なジオラマだったが、リニューアル後は、端末の画面に触れるとその施設の簡単な説明も表示される。ジオラマ付近に置かれた専用端末のほか、手持ちのスマートフォン(多機能携帯電話)などでも、専用アプリをダウンロードすれば、同様に利用することができる 。

 航空機の音が実感できる「音の体験ルーム」も、最新鋭のボーイング787型機の情報などを取り入れてプログラムを変更。新たに導入した日本に5台しかないドーム型スクリーンに映し出される映像を見ながら、音の比較などができる。