「明治の皇后」展、3月29日から開催


昭憲皇太后ゆかりの史料を展示、明治神宮文化館で

「明治の皇后」展、3月29日から開催

富岡製糸場行啓(聖徳記念絵画館蔵)

 今年は明治天皇と歩まれた昭憲皇太后が、大正3年4月11日に崩御されて100年目。これを記念して東京都渋谷区代々木神園町の明治神宮文化館宝物展示室で、「明治の皇后」展が3月29日(土)から5月28日(水)まで開催される 。

 昭憲皇太后は明治元年に皇后になられて以来、明治天皇を内より支え、新しい時代の皇后として国民から国母陛下として慕われた 。

 同展は、女子教育、慈善事業、殖産興業の力を尽くし、人々に自愛の心を注がれた皇太后の坤徳(こんとく)(皇后の徳)を顕彰するもので、「鳳凰の御釵子」「御下賜の扇子」「富岡製糸場行啓」など、各地に所蔵されるゆかりの史料を一堂に展示するもの。施設維持協力金500円。問い合わせは、(電)03(3379)5875。