日本酒「衆議院」がお目見え、売れ行きに期待
福島県内の蔵元が製造、福島支援で国会内で販売
「国会見学の支持者に売り込み、東日本復興のために力を合わせて頑張ろう」
福島県内の蔵元が製造した日本酒「衆議院」が販売されることになり、国会内で10日、発表会が催された。発案者の伊吹文明衆院議長はあいさつで、復興支援への協力を呼び掛けた。
販売されるのは、八つの蔵元がそれぞれ製造した純米吟醸酒。11日から約3カ月間、国会の売店でのみ購入できる。
価格は共通で300ミリリットルが600円、720ミリリットルが1600円。単一銘柄だが、味は蔵元によって異なるという。利益の一部は福島の復興支援に充てられる。
福島県酒造組合の阿部淳専務理事は「福島の日本酒は味と香りのバランスが取れている。(売れ行きに)期待している」と話している。